計算基礎科学連携拠点は、11月5日(土)に開催された理化学研究所(理研)神戸研究所・計算科学研究機構(AICS)の一般公開で、量子色力学カードゲーム『Quark Card Dealer』を出展しました。時折雨が降る中、理研AICS全体で約1950人、カードゲームには830人の来場者がありました。
クォークは光の三原色になぞらえた「カラー」と呼ばれる性質を持っています。これは、光の三原色で白になる組み合わせでしか結合しないというものです。来場者は受付で配られたクォークカードを、このようなクォークの性質を考えながら他の来場者と交換し、クォークカード3枚によるバリオンやクォークカード2枚のメソンの組を作り、スタッフからバリオンカード、メソンカードを受け取りました。会場では、受け取ったバリオンカードをテーブルに並べ、次はどのバリオンをそろえようかと作戦を立てる人、仲間と相談してすべてのバリオン・メソンカードをコンプリートした高校生、母親にルールの説明をする小学生などの姿が見られました。
『Quark Card Dealer』は、11月19日(土)~20日(日)に東京お台場地域にて開催されるサイエンスアゴラにも出展予定です。ぜひ、お越しください。
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