2023年12月18日から20日にかけて筑波大学東京キャンパスで開催された「成果創出加速」基礎科学合同シンポジウムでは、スーパーコンピュータ「富岳」を活用した先端研究の成果が展開されました。参加者数は合計69名(現地54名、オンライン15名)で、素粒子から宇宙、物性・量子にわたる幅広い分野での研究進捗が議論されました。
シンポジウムでは高温超伝導、量子相転移、太陽大気形成過程、超高解像度計算など、多岐にわたるテーマで20件以上の発表が行われ、各分野の最新研究成果や進展が示されました。
「シミュレーションでせまる基礎科学:量子新時代へのアプローチ」課題責任者の橋本省二さんは
「今回のシンポジウムは特に印象的で、物性分野が初めて加わったことが高温超伝導や量子相転移の議論に新たな視点をもたらしました。また、量子+古典ハイブリッドに関する招待講演は、この分野の広がりと可能性を示唆するもので、各課題における進展は、将来の研究への期待を一層高めるものでした。」と話していました。
シンポジウムの詳細は以下のリンクをご覧ください:
https://kds.kek.jp/event/48556/
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