2021年1月28日, 29日に「富岳で加速する素粒子・原子核・宇宙・惑星」シンポジウムを開催しました。
今年は新型コロナウイルスの影響からウェブ開催となりました。
登録者数は126人、最大同時参加は90人となり活発な議論が行われました。
今回のシンポジウムでは、いよいよ本格稼働が迫ったスーパーコンピュータ「富岳」で行われる研究の進捗状況と今後の計画について、様々な発表が行われました。素粒子・原子核・宇宙分野だけでなく、太陽活動や惑星の進化、惑星表層環境の研究などを行う惑星分野のシミュレーションに関しての研究も取り上げられ、2020年の国際スーパーコンピュータ会議にて2期連続4冠を達成した「富岳」を使いこなすために幅広い議論が行われました。
ウェブ開催ということで昨年までとはかなり異なる形式でのシンポジウムとなりましたが、参加者の多くはツールを使いこなし、普段と遜色ない研究会となりました。発表会後に行われた懇親会もウェブ上で行われ、研究だけでなく日々更新されるウェブ会議システムやそれらの研究発表への応用法など様々な情報交換が行われました。
プログラム(講演スライド含む):
https://kds.kek.jp/event/36474/timetable/
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