B中間子崩壊の理論計算に新手法 ボトムクォークのレプトンを含む崩壊反応の理論計算が可能に
KEK理論センターの橋本省二 教授らは、B中間子の崩壊反応のうち、レプトン(注1)を含む崩壊確率の総和を理論的に計算する手法を確立し、その研究成果がPhysical Review Letters 誌に2020年7月14日(米国東部時間)、掲載されました。
本研究は、文部科学省ポスト「京」重点課題 9「宇宙の基本法則と進化の解明」(統括責任者:青木慎也)および計算基礎科学連携拠点(JICFuS)による支援を受けて行われました。
くわしくはKEK(高エネルギー加速器研究機構)のホームページをご覧ください。
https://www2.kek.jp/ipns/ja/post/2020/07/20200715/
掲載論文
- 論文誌名:
- Phys. Rev. Lett. 125, 032001 – Published 14 July 2020
- 論文タイトル:
- Inclusive Semileptonic Decays from Lattice QCD
- 著者:
- Paolo Gambino and Shoji Hashimoto
- DOI番号:
- 10.1103/PhysRevLett.125.032001