2017年11月1日(水)~4日(土)に、東京大学本郷キャンパスの伊藤ホール、小柴ホールにて伊藤国際シンポジウム「Perspectives of Physics of Nuclear Structure」が開催されました。
このシンポジウムでは、不安定原子核を中心とする原子核のエキゾチックな構造とその性質の解明、さらにはその応用を目標とし、外国人研究者41名を含む108名の参加者を集め、国際色豊かに開催されました。原子核物理における第一原理計算から素粒子宇宙物理・原子力工学への応用まで幅広い講演がなされました。
また、本シンポジウムは、計算基礎科学連携拠点(JICFuS)・ポスト京重点課題9の共催として行われました。重点課題9サブ課題Bの研究メンバーである、大塚孝治(理研・東大理)、宇都野穣(JAEA・東大CNS)、阿部喬(東大CNS)、角田直文(東大CNS)等によるプロジェクトの成果発表もおこなわれ、活発な意見交換がなされました。