2018年9月2日(日)に高エネルギー加速器研究機構(KEK)の一般公開が開催されました。ポスト「京」重点課題9は研究成果に関する展示と、量子色力学カードゲーム『クォーク・カード・ディーラー(Quark Card Dealer)』を出展しました。今年はカード版とウエブ版で『QCD』の出展を行い、カード版で230人、ウエブ版で50人、合計で280人の方に楽しんでいただきました。一般公開当日は朝からあいにくの空模様でしたが、KEK全体の来場者は約3585人となり各会場は大変賑わっていました。
『QCD』は、クォークカードをクォークのカラーという性質に合わせて組み合わせ、陽子や中性子などのバリオンや、中間子などのメソンを作り出すカードゲームです。小さいお子様を中心に大変な人気がありますが、中高生や大人も一緒に楽しむことができます。今年は科学大好き応援コーナーと隣接して出展し、科学に興味がある小中学生や、理系の進路に興味がある高校生・大学生が熱心に質問をしていました。
次回の『QCD』は理化学研究所 計算科学研究センター 一般公開(11/23、神戸市)で、カード版およびウエブ版の出展を行う予定です。
関連リンク
関連記事
- 2017:復活!『クォーク・カード・ディーラー』カード版:KEK一般公開
- 2016:クォーク・カード・ディーラー ウエブ版登場:KEK一般公開
- 2015:満員御礼! クォーク・カード・ディーラー
- 2014:4年目の今年も大盛況! KEK一般公開
- 2013:今年も大盛況! KEK一般公開
- 2012:KEK一般公開大賑わい
- 2011:クォークカードゲーム大盛況