計算基礎科学連携拠点(拠点長:青木愼也・筑波大学計算科学研究センター客員教授)は、従来の3拠点に5拠点を加え、8拠点による連携に改組拡充、2014年12月1日に連携拠点・協定書を取り交わしました。2014年12月25日には、文部科学省 ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題(重点課題)(9)「宇宙の基本法則と進化の解明」に採択されました。
計算基礎科学連携拠点(JICFuS:Joint Institute for Computational Fundamental Science)は2009年度より、スーパーコンピュータ「京」を活用して最先端の計算科学を行うプロジェクト、文部科学省HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」を実施してきました。そこで積み重ねられた研究成果や体制構築・分野振興などの実績を生かし、2014年度から始まったポスト「京」利用に向けたアプリケーション開発プロジェクト、重点課題9でも世界を先導する成果を創出するため、JICFuSを改組拡充しました。
重点課題9の実施期間は2015年2 月から2019年3月。ポスト「京」は2020年度に共用開始の計画です。
計算基礎科学連携拠点(JICFuS)を構成する8機関
高エネルギー加速器研究機構
自然科学研究機構国立天文台
筑波大学計算科学研究センター
京都大学基礎物理学研究所
大阪大学核物理研究センター
東京大学原子核科学研究センター
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター
理化学研究所仁科加速器研究センター