本シンポジウムでは近年発展が目覚ましい様々なバーチャル技術とそれを利用した科学データの可視化に関して様々な立場から講演が行われました。
招待講演では株式会社クロスアビリティの松原庄吾さんからは最近話題であるvtuberの科学広報利用とその実演について、バーチャル建築設計事務所の番匠カンナさんは、何とバーチャル空間からの講演(!)でソーシャルVR空間の活用と研究内容の「空間化(Spatialization)」についてお話しいただきました。
特別講演の藤井 直敬さん(株式会社ハコスコ 代表取締役/デジタルハリウッド大学大学院 専任教授)は、脳研究を起点として何故バーチャル技術の研究に至ったのかの経緯を解説いただき、またご自身の手掛けたいくつかの「作品」をコンセプトや技術的な話も含めてわかりやすく紹介していただきました。
パネルディスカッションでは参加者も加わって活発な意見交換がされ、コーヒーブレイクでも展示や番匠さんのバーチャル核図表の体験会など大変盛り上がりました。
当日の講演内容については後日報告書にまとめられ、主催者ページに掲載される予定です。
関連リンク