第20回 HPC-Phys 勉強会
物理学の諸分野において計算科学によるアプローチは すでに欠かせない研究手法となっています。一方で、大規模数値シミュレーションには、計算機システムごとの最適化や 適切な計算手法の選択など、それ自体の技術的な難しさがあり、 分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。本研究会は、物理に軸足を置きながら数値計算を行う素粒子・原子核・宇宙物理などの研究者が集まり発足しました。問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、計算物理の広い範囲で情報交換を行なうことを目的として以下のようなテーマで活動を行っています。
– 日々抱えている問題の共有
– それぞれの分野で知られているメジャーな、あるいは強力な手法の紹介
– 新しいフレームワークの勉強、実践報告
– 新しいハードウェア向けのチューニングの勉強、実践報告
本活動は以下のような組織、団体、財源からサポートを受けてきました(五十音順):
文部科学省ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
理化学研究所計算科学研究センター
早稲田高等研究所
以下の日程で第20回 HPC-Phys 勉強会を開催いたします。
今回はオンラインでの開催です。
講演者(敬称略)とトピックです。今回は浮動小数点数の精度に関する話題を集めました
* 幸谷 智紀 (静岡理工科大) (多倍長精度数に関する話題)
* 金森 逸作 (理研) (混合精度ソルバーに関する話題)
参加を希望される方は、勉強会ウェブサイト
http://hpc-phys.kek.jp/
から前日12月7日(木)までに参加登録をお願いいたします。
- 開催日時:
- 12月8日(金)15:00- (17時半頃までを予定)
- 場所:
- オンライン
- 主催:
- 計算基礎科学連携拠点(JICFuS)
- 共催:
- 理化学研究所計算科学研究センター
世話人: 青山 龍美、秋山 進一郎、大川 博督、加堂 大輔、金森 逸作(連絡責任者)、滝脇 知也、土井 琢身、中村 宜文、西村 信哉、似鳥 啓吾
アドバイザー: 青木 慎也、青木 保道、石川 健一、清水則孝、住吉 光介、永井 智哉、野村 昴太郎、橋本 省二、松古 栄夫