カテゴリー別アーカイブ: ピックアップ
大規模殻模型計算でニュートリノの謎に迫る
2014.12.1 東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター 岩田 順敬 特任助教 ニュートリノの性質を明らかにすることは、宇宙や星の成り立ちの解明につながります。「究極の目標は、われわれの世界はどうできてい … 続きを読む
爆発するのか、しないのか - 超新星爆発の鍵を握る流体現象とは何か?-
2014.11.12 京都大学基礎物理学研究所 岩上 わかな 研究員 「超新星」といわれるひときわ明るい星が、空に突然現れることがあります。これは、太陽よりも大きな質量の星が、その最期に起こす大爆発の姿だと考えられていま … 続きを読む
格子QCDシミュレーションで核力の謎に迫る
2014.9.3 理化学研究所仁科加速器研究センター 土井琢身 研究員 物質を構成する最小単位である素粒子の一種「クォーク」、そこに働く「強い力」。スーパーコンピュータを使った「格子QCD」という計算手法によって、それ … 続きを読む
目指すは究極の理論
-スパコンを使って超弦理論とゲージ理論の等価性を検証する
2014.8.4 京都大学基礎物理学研究所 伊敷 吾郎 特任助教 2014年4月、米科学誌Scienceに掲載された論文「量子ブラックホールのホログラム的記述の数値的検証」が世界の注目を集めています。その著者の一人、京都 … 続きを読む
【授賞式】平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰授賞式に、理研の初田哲男主任研究員、筑波大の石井理修准教授・石山智明研究員が出席しました
平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、理化学研究所の初田哲男主任研究員、京都大学の青木愼也教授、筑波大学の石井理修准教授が科学技術賞研究部門を、筑波大学の石山智明研究員が若手科学者賞を受賞。授賞式が4月15 … 続きを読む
連星中性子星合体シミュレーションの世界
2014.3.31 京都大学基礎物理学研究所 木内 建太 特任助教 非常に高密度な「中性子星」2つからなる連星が合体するときに、何が起こっているのか。京都大学基礎物理学研究所の木内建太特任助教は、国立天文台のスーパーコ … 続きを読む
格子QCDで原子核を解明する -クォークとグルーオンから原子核を形成する力を導けるのか
2014.3.4 名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構 山﨑 剛 特任助教 2つの陽子と2つの中性子-4つの核子からなるヘリウム原子核。名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構の山﨑 剛(やまざき・たけし … 続きを読む
開催案内:HPCI戦略プログラム分野5全体シンポジウム(3/3-4)
一般の参加申込を開始しました。(2/21) プログラムを変更しました(3/2) 基調講演の詳細を掲載しました。スライドを掲載しました(3/3) HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」 シンポジウムについて … 続きを読む
太陽系惑星形成論が持ち越してきた問題に挑む
2013.12.16 東京工業大学 小南 淳子 産学官連携研究員 太陽系の惑星はどのようにして現在の姿になったのかをシミュレーションする太陽系惑星形成論研究。「太陽系の惑星形成の研究はかなり進んでいます。ところが、現在知 … 続きを読む
アインシュタインが出した宿題を解く -ブラックホール研究の先にある物理
2013.11.1 京都大学 関口 雄一郎 特任助教 光さえも吸い込んでしまうため真っ暗に見えるブラックホール。「吸い込むだけでなく、ブラックホール誕生初期には、とてつもないものを出しているんです」と京都大学の関口 雄一 … 続きを読む