カテゴリー別アーカイブ: ピックアップ
太陽物理学最古の謎「黒点の11年周期変動」の答えを探して
2015.9.2 千葉大学大学院理学研究科 堀田 英之 特任助教 太陽表面に現れる「黒点」。周りより温度が低く、強い磁場に満たされた場所です。黒点の数は太陽の活動状況によって増えたり減ったりしており、それは11年の周期で … 続きを読む
チャームクォークの未知に迫る―格子QCD大規模シミュレーション
2015.8.1 筑波大学 滑川 裕介 研究員 たった1枚のグラフを描くために、スーパーコンピュータをもってしても1年かかる。そんな大変な研究を行う筑波大学計算科学研究センター研究員の滑川裕介(なめかわ・ゆうすけ)さん。 … 続きを読む
太陽系惑星形成の謎にN体計算でせまる
2015.7.13 東京工業大学地球生命研究所 小南淳子 研究員 太陽系には8つの惑星が存在しており、太陽系以外にも1000個を優に超える大量の系外惑星が発見されています。これらがどのように形成されたのか。東京工業大学地 … 続きを読む
原子核の密度が10倍以上になる?-「反K中間子原子核」の研究
2015.7.6 理化学研究所仁科加速器研究センター 池田 陽一 特別研究員 宇宙には、中性子星など「コンパクト星」と呼ばれる天体が存在していることがわかっています。これは、通常の恒星に比べて密度が異常に高く、同じ質量で … 続きを読む
超大質量ブラックホールはいかにして作られたのか -定説を覆す急成長の謎にせまる
2015.4.13 国立天文台 高橋 博之 特任助教 小学校に入る前から、図鑑を見ては「宇宙はどうなっているのだろう」と思いをめぐらせてきた国立天文台特任助教の高橋博之(たかはし・ひろゆき)さん。ブラックホールの研究をし … 続きを読む
超新星爆発シミュレーションの世界
2015.3.30 理化学研究所仁科加速器研究センター 滝脇知也 研究員 巨大星の最後の姿、超新星爆発。この現象は肉眼でも見えるほど明るいため、古くから記録が残っています。鎌倉時代初期に書かれた『明月記』には、かに星雲( … 続きを読む
シミュレーション手法の共通化でクォークの謎の解明に貢献
2015.3.9 高エネルギー加速器研究機構 上田 悟 研究員 HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」では、「格子QCD」のコンピュータシミュレーションによる研究によって、その謎に迫ろうとしています。格子 … 続きを読む
開催案内:HPCI戦略プログラム分野5全体シンポジウム(3/11-12)
プログラムを追記しました(3/9) スライドを掲載しました(3/25) 素粒子・原子核・宇宙「京からポスト京に向けて」シンポジウム HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」全体シンポジウム ポスト「京」重点 … 続きを読む
輻射流体シミュレーションで宇宙の歴史を解く
2015.1.5 名古屋大学大学院理学研究科 宇宙論研究室〈C研〉 長谷川賢二 助教 ビッグバン直後の宇宙は、電子や陽子などがばらばらに飛び回る電離状態にありました。宇宙が冷えていくにしたがって電子と陽子が結びつき、約 … 続きを読む
大規模殻模型計算でニュートリノの謎に迫る
2014.12.1 東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター 岩田 順敬 特任助教 ニュートリノの性質を明らかにすることは、宇宙や星の成り立ちの解明につながります。「究極の目標は、われわれの世界はどうできてい … 続きを読む