カテゴリー別アーカイブ: ピックアップ
【拠点長コラム】富岳と SuperKEKB
スーパーコンピュータ「富岳」の本格稼働してから半年が経ち、各分野で様々な成果が挙げられています。計算基礎科学連携拠点は「富岳」成果創出加速プログラムの研究開発課題のひとつである「シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の … 続きを読む
スーパーコンピュータを使った超弦理論の数値シミュレーションによる時空創発の研究
JICFuSでは、これまで進めてきたポスト「京」重点課題(9)「宇宙の基本法則と進化の解明」での研究成果を引き継ぎ、2020年度より、「富岳」成果創出加速プログラム領域①「人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓」を実施して … 続きを読む
原子核シッフモーメントの精密計算で 宇宙が物質だけからできている謎に迫る
この宇宙は物質からできている。これは自明なことですが、“どうして物質だけなのか”は今でも完全には解明されておらず、物理学の不思議の一つとして残されています。東京大学 原子核科学研究センター 柳瀬 宏太(やなせ・こうた) … 続きを読む
「富岳」成果創出プログラム シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の合成まで webサイトを公開
2020年9月15日より『「富岳」成果創出プログラム:シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の合成まで』 のwebサイトを公開しました。 「富岳」成果創出プログラム:シミュレーションで探る基礎科学:素粒 … 続きを読む
スーパーコンピュータを使ったクォークとグルーオンの運動方程式の計算
「富岳」による「格子QCDプログラム」が始動 現在、スーパーコンピュータ「京」に代わり、「富岳」の稼働に向けて着々と準備が進められています。「重点課題9」の中で、富士通と理化学研究所が共同で研究を進めている「富岳」を使 … 続きを読む
究極のシミュレーションを目指して -ブラックホール を「富岳」で作る-
2019.11.15 東邦大学理学部 関口雄一郎 准教授 ブラックホールは光さえ脱出できないほどの大きな重力をもった天体で、太陽の30倍以上の質量の恒星が最期に至る姿であると考えられています。X線による観測でその存在が確 … 続きを読む
プラズマ粒子は、宇宙で“サーフィン”して“ドリフト”して宇宙線になる
千葉大学大学院理学研究院 松本 洋介(まつもと・ようすけ) 特任准教授は、宇宙のプラズマ粒子の加速現象を解明しようとしています。このことは、2013年9月の月間JICFuS ですでに紹介しましたが、あれから6年のうちには … 続きを読む
QCD相図の完成を目指して
2019.3.14 KEK 素粒子原子核研究所(現・理化学研究所) 青木保道 特任准教授 物理学において、物質や空間などがある状態から別のある状態へ移ることを「相転移」と呼びます。良く知られているものは水の相転移で、水は … 続きを読む
「HAL QCD法」による核力研究の正しさを証明
2粒子間の核力を数値計算するため開発された「HAL QCD法」 原子核は陽子と中性子でできています。さらに、陽子や中性子はクォークでできています。クォークには、質量が小さい順に、アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボ … 続きを読む
殻模型の可能性を広げるKSHELL―原子核の未知に挑む大規模計算
原子の構造は「陽子と中性子からなる原子核の周りを電子がまわっている」と中学で習います。しかし、「原子核の構造にはわからないことがまだまだ残されています」と東京大学理学系研究科 附属原子核科学研究センター特任准教授の清水則 … 続きを読む