カテゴリー別アーカイブ: 月刊JICFuSムービー
銀河をはぐくむダークマターハロー 宇宙論的N体シミュレーションで銀河形成を再現する
2016.12.15 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 大木 平 研究員 宇宙には幾千億ともいわれる銀河が存在しています。銀河の明るさや色、形は様々で、分布も一様ではありません。銀河はどのような進化を経て現在の姿になっ … 続きを読む
スパコンの中のクォーク-素粒子から原子核をつくる
2015.11.12 京都大学基礎物理学研究所 青木慎也 教授 原子核は陽子や中性子で構成されており、電磁気力だけを考えると陽子同士の斥力で一塊にはなりません。それをつなぎとめているのが「核力」です。核力は長い間正体がわ … 続きを読む
太陽系惑星形成の謎にN体計算でせまる
2015.7.13 東京工業大学地球生命研究所 小南淳子 研究員 太陽系には8つの惑星が存在しており、太陽系以外にも1000個を優に超える大量の系外惑星が発見されています。これらがどのように形成されたのか。東京工業大学地 … 続きを読む
超新星爆発シミュレーションの世界
2015.3.30 理化学研究所仁科加速器研究センター 滝脇知也 研究員 巨大星の最後の姿、超新星爆発。この現象は肉眼でも見えるほど明るいため、古くから記録が残っています。鎌倉時代初期に書かれた『明月記』には、かに星雲( … 続きを読む
輻射流体シミュレーションで宇宙の歴史を解く
2015.1.5 名古屋大学大学院理学研究科 宇宙論研究室〈C研〉 長谷川賢二 助教 ビッグバン直後の宇宙は、電子や陽子などがばらばらに飛び回る電離状態にありました。宇宙が冷えていくにしたがって電子と陽子が結びつき、約 … 続きを読む
格子QCDシミュレーションで核力の謎に迫る
2014.9.3 理化学研究所仁科加速器研究センター 土井琢身 研究員 物質を構成する最小単位である素粒子の一種「クォーク」、そこに働く「強い力」。スーパーコンピュータを使った「格子QCD」という計算手法によって、それ … 続きを読む
連星中性子星合体シミュレーションの世界
2014.3.31 京都大学基礎物理学研究所 木内 建太 特任助教 非常に高密度な「中性子星」2つからなる連星が合体するときに、何が起こっているのか。京都大学基礎物理学研究所の木内建太特任助教は、国立天文台のスーパーコ … 続きを読む
多体計算の世界 独自の計算法で原子核の謎に迫る
2013.10.1 理化学研究所仁科加速器研究センター 肥山 詠美子 准主任研究員 関連リンク 【猿橋賞授賞式】肥山詠美子准主任研究員が猿橋賞(2013年)を受賞しました 原子核を学びたい方へ 発見から100年-原子核の … 続きを読む
世界最大のシミュレーションでダークマターの正体にせまる
2013.4.8 筑波大学 石山智明 研究員 宇宙には、普段われわれが目にする物質のほかに、質量にして5倍ほどのダークマターが存在します。ダークマターの重力進化を解明することは、宇宙の形成過程を明らかにすることにつながり … 続きを読む