カテゴリー別アーカイブ: 月刊JICFuSムービー
10次元時空から4次元時空へ-超弦理論で初期宇宙のダイナミクスに挑む
2017.03.03 高エネルギー加速器研究機構 伊藤祐太 研究員 宇宙の誕生直後に起こったとされるインフレーションとビッグバン。近年の宇宙観測によって、このような急速な膨張が起こったことは確からしいとわかってきた一方で … 続きを読む
銀河をはぐくむダークマターハロー 宇宙論的N体シミュレーションで銀河形成を再現する
2016.12.15 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 大木 平 研究員 宇宙には幾千億ともいわれる銀河が存在しています。銀河の明るさや色、形は様々で、分布も一様ではありません。銀河はどのような進化を経て現在の姿になっ … 続きを読む
スパコンの中のクォーク-素粒子から原子核をつくる
2015.11.12 京都大学基礎物理学研究所 青木慎也 教授 原子核は陽子や中性子で構成されており、電磁気力だけを考えると陽子同士の斥力で一塊にはなりません。それをつなぎとめているのが「核力」です。核力は長い間正体がわ … 続きを読む
太陽系惑星形成の謎にN体計算でせまる
2015.7.13 東京工業大学地球生命研究所 小南淳子 研究員 太陽系には8つの惑星が存在しており、太陽系以外にも1000個を優に超える大量の系外惑星が発見されています。これらがどのように形成されたのか。東京工業大学地 … 続きを読む
超新星爆発シミュレーションの世界
2015.3.30 理化学研究所仁科加速器研究センター 滝脇知也 研究員 巨大星の最後の姿、超新星爆発。この現象は肉眼でも見えるほど明るいため、古くから記録が残っています。鎌倉時代初期に書かれた『明月記』には、かに星雲( … 続きを読む
輻射流体シミュレーションで宇宙の歴史を解く
2015.1.5 名古屋大学大学院理学研究科 宇宙論研究室〈C研〉 長谷川賢二 助教 ビッグバン直後の宇宙は、電子や陽子などがばらばらに飛び回る電離状態にありました。宇宙が冷えていくにしたがって電子と陽子が結びつき、約 … 続きを読む
格子QCDシミュレーションで核力の謎に迫る
2014.9.3 理化学研究所仁科加速器研究センター 土井琢身 研究員 物質を構成する最小単位である素粒子の一種「クォーク」、そこに働く「強い力」。スーパーコンピュータを使った「格子QCD」という計算手法によって、それ … 続きを読む
連星中性子星合体シミュレーションの世界
2014.3.31 京都大学基礎物理学研究所 木内 建太 特任助教 非常に高密度な「中性子星」2つからなる連星が合体するときに、何が起こっているのか。京都大学基礎物理学研究所の木内建太特任助教は、国立天文台のスーパーコ … 続きを読む
多体計算の世界 独自の計算法で原子核の謎に迫る
2013.10.1 理化学研究所仁科加速器研究センター 肥山 詠美子 准主任研究員 関連リンク 【猿橋賞授賞式】肥山詠美子准主任研究員が猿橋賞(2013年)を受賞しました 原子核を学びたい方へ 発見から100年-原子核の … 続きを読む
世界最大のシミュレーションでダークマターの正体にせまる
2013.4.8 筑波大学 石山智明 研究員 宇宙には、普段われわれが目にする物質のほかに、質量にして5倍ほどのダークマターが存在します。ダークマターの重力進化を解明することは、宇宙の形成過程を明らかにすることにつながり … 続きを読む