2013.1.28 高エネルギー加速器研究機構 COSSU, Guido 研究員
物質の起源をたどっていくとクォークとグルーオンという素粒子に行き着きます。通常は単独で存在できないこれらの粒子は、超高温では自由に飛び回ることができるようになると考えられています。この究極の状態変化を、基礎理論である量子色力学(QCD)に基づいて詳細に調べようとしているのが、イタリア出身の研究員コス・グイド(Cossu Guido)さんです。日本にやってきた経緯、コスさんの研究テーマとスーパーコンピュータを駆使した大規模数値シミュレーションとの密接な関係、そして日々の研究活動について語っていただきました。