筑波大学計算科学研究センターの青木慎也教授(計算基礎科学連携拠点長)、石井理修准教授、理化学研究所の初田哲男主任研究員が、2012年度仁科記念賞を受賞しました。対象となった受賞者業績は「格子量子色力学に基づく核力の導出」(Nuclear Force from Lattice Quantum Chromodynamics)。授賞式は12月6日(木)の予定です。
青木慎也教授の受賞コメント
「この度は、仁科記念賞という素粒子物理学および原子物理学で最も権威ある賞に選ばれ、光栄であると同時に身の引き締まる思いです。筑波大学の同僚をはじめとする多くの方々の協力なしに、この研究を成し遂げることはできませんでした。ここに感謝いたします。
この研究に関しての最初の論文を発表してからすでに5年が経ちました。しかし、我々の提案した方法の発展や応用はまだ続いており、研究は発展途上です。さらに良い成果を積み重ねて、この研究分野を完成させるために、よりいっそうの努力をしていきたいと考えています。」
メディア掲載情報:時事通信(11/9)、日本経済新聞(11/9)、読売新聞(11/9)