「富岳」成果創出加速プログラム「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」サブ課題D「太陽活動と惑星環境変動の解明」実施者の千葉大学・堀田英之准教授が、2021年度日本天文学会研究奨励賞を受賞しました。日本天文学会2022年春季年会オンライン会期中の3月4日に授賞式、3月5日に受賞記念講演が行われました。
堀田氏の受賞対象となった研究テーマは「恒星ダイナモ活動の基礎物理としての星内部の熱対流磁気乱流に関する理論的研究」です。
本研究は、「富岳」成果創出加速プログラム「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」および計算基礎科学連携拠点(JICFuS)のもとで実施されました。
受賞理由は日本天文学会ホームページをご覧ください。
日本天文学会研究奨励賞:2021年度日本天文学会研究奨励賞受賞理由
堀田英之氏の受賞コメント
この度は栄誉ある賞を受賞いただき、大変光栄です。成果創出加速課題で多くの資源を使わせていただいたことが大きな追い風となりました。今後も、大規模計算を用いて新たな発見をできるように精進していきたいと思います。
関連リンク
- プレスリリース:スーパーコンピュータ「富岳」で太陽の自転の謎、解ける (2021/9/14公開)
- 月刊JICFuS:太陽物理学最古の謎「黒点の11年周期変動」の答えを探して (2015/9/2公開)