JICFuS Seminar on Non-Perturbative Physics 11「Tensor renormalization group」
資料
研究会について
- 講師:
- 武田真滋氏 (金沢大学)
- 日時:
- 2015年11月12日(木)16:00~18:00
- 場所:
- 大阪大学 豊中キャンパス 理学部H棟 701 講義室
- 主催:
- 計算基礎科学連携拠点(JICFuS)、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
- 題目:
- Tensor renormalization group
要旨:
Tensor renormalization group (TRG) approach has been shown to be very powerful to study lower dimensional classical statistical systems and quantum systems in the path-integral representation.
The most notable feature of the approach is the absence of the sign problem.
In this talk, after introducing the basic notion of TRG by using 2D Ising model, some recent works including the theta term or the finite density in two dimensions will be reviewed.
Finally, we remark on the future prospects toward a higher dimensional system.
講演は日本語で行われる予定ですが、スライドはなるべく英語で用意して頂きます。
また、参加者の要望があれば、英語での講演に切り替わる可能性も有ります。ふるってご参加ください。
JICFuSセミナーシリーズについて
JICFuSセミナーは、京都、大阪、名古屋、神戸に在籍する格子QCDなど非摂動物理の研究者が中心となって開催するセミナーシリーズです。セミナーのテーマとしては、格子QCDだけでなく、超対称性理論や超弦理論の数値シミュレーションの可能性、物性理論を含む強結合・強相関の理論など、非摂動的物理全体を取り上げます。
講演1時間+質問1時間とたっぷり時間を取り、活発に議論をしています。
開催場所は、京都、大阪、名古屋、神戸の持ち回りです。
どなたでも参加して頂けますので、興味の有る方はぜひご参加をよろしくお願いします。
なお、このセミナーは、計算基礎科学連携拠点(JICFuS)、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」、及び参加4研究機関のサポートを受けて開催されます。
JICFuSの活動等に関しては https://www.jicfus.jp/jp/ をご覧下さい。
世話人
京都大学 基礎物理学研究所 青木慎也、花田政範
大阪大学 理学部 大野木哲也、深谷英則
名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構 青木保道
筑波大学 数理物質系 山崎剛
理化学研究所 計算科学研究機構 藏増嘉伸、清水裕也