ハイペロンを含む核物質-HPCI滞在型研究会

2013年11月11日(月)~15日(金)の5日間、理化学研究所和光キャンパスにてHPCI滞在型研究会「Nuclear equation of state with strangeness」が開催されました。19件の講演が行われ、26名の参加がありました。

研究会では「ハイペロンを含む核物質」に焦点をあて、主に2つのテーマで議論を行いました。1つはハイペロン混合がどのように核物質の状態方程式をソフト化するのか、それが観測される中性子星の最大質量等の物理量にどのように影響するか。もう1つは有限のバリオン多体系であるハイパー核を研究することにより、ハイペロン-核子相互作用の詳細を明らかにし、それによって状態方程式に制限を課すことができるか、です。

各講演以外に、初日、3日目の午後にフリーディスカッションが設けられ、活発な議論と異分野交流が行われました。各日の参加者数は、11日 18人、12日 20人、13日 18人、14日 26人、15日 24人でした。

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