計算基礎科学連携拠点は、2018年8月19日(日)に開催されたJ-PARC施設公開でJ-PARCセンター ハドロンセクションと共同で量子色力学カードゲーム『クォーク・カード・ディーラー(Quark Card Dealer)』と研究成果ポスターを出展しました。J-PARCでの出展はこれが初めてでしたが、QCDブースは多くの家族連れでにぎわい、公開時間中に配布予定であった60人分のゲームカードを全て配布しました。この日J-PARC施設公開には全体で1476人の来場者がありました。
『QCD』は、クォークカードをクォークの持つ色荷を白色(カラーシングレット)になるように組み合わせ、陽子や中性子などのバリオンや、中間子などのメソンを作り出すカードゲームです。会場には科学に興味がある大人や夏休み中の子供が訪れ、年の差関係なく皆で協力してゲームの進行を楽しんでいました。その他、ポスト「京」重点課題9の成果をポスター掲示し、来場者はカードに書かれている素粒子についての解説を熱心に見ていました。
次回の『QCD』は、KEK一般公開(9/2、つくば市)でカード版およびウエブ版の開催の予定です。
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