開催案内:宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマーセミナー(8/20-24)

宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマーセミナー

宇宙プラズマ・磁気流体の数値シミュレーションは、物質の噴出やX線・ガンマ線放射、激しい時間変動などを伴う天体活動現象を研究する強力な手段になっています。私たちのグループでは、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」の支援を受けて磁気流体(MHD)モデルに基づく高次精度宇宙磁気流体シミュレーションコードパッケージCANS+、電磁粒子モデルに基づくプラズマ粒子シミュレーションコードパッケージpCANSを開発・公開してきました。

今年はこれらを教材として、シミュレーション初心者向けの宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションのサマーセミナーを開催します。このサマーセミナーでは宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションの基礎についての講義とCANS+、pCANSを用いたシミュレーション実習を行います。

開催日時:
2018年8月20日(月)~8月24日(金) 8月20日は午前10:30開始、8月24日は16時終了予定
場所:
千葉大学総合校舎1号館4階情報演習室
参加資格:
大学院生以上
参加料:
無料
定員:
40名
参加申込方法:
HP「参加申し込み」にあるフォームに必要事項をご入力ください。締め切りは7月20日(金)とさせて頂きます。
宿泊案内:
掲載の宿泊先リストを御参照の上、各自で御予約ください。
旅費補助:
講師、演習補助者以外の旅費補助は予定していません。
主催:
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター
共催:
ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」

詳しい情報は、千葉大学ホームページをご覧ください。
千葉大学サマーセミナーHP:宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマーセミナー

講義・演習内容

1. 差分法の基礎についての講義
2. 近似リーマン解法に基づく磁気流体(MHD)方程式の数値解法についての講義
3. MHDシミュレーションの多次元化と高次精度化についての講義
4. PIC(particle-in-cell)法に基づく電磁プラズマ粒子シミュレーションについての講義
5. Jupyter Notebookを使った可視化ハンズオン(IDL、matplotlib)
6. 応用課題演習(降着円盤、宇宙ジェット、磁気リコネクション、粒子加速等のテーマ別にグループに分かれてシミュレーション実習を行ない、最終日に発表会を開催する。)

演習

コース1:CANS+を使った磁気流体(MHD)シミュレーション
コース2:pCANSを使ったプラズマ粒子(PIC)シミュレーション
コース3:自由(個別にやりたい事があれば)

講師

三好隆博(広島大学)、簑島 敬(海洋開発研究機構)、高橋博之(国立天文台)、松本 仁(Leeds大学)、飯島陽久(名古屋大学)、松元亮治(千葉大学)、松本洋介(千葉大学) 他

世話人:松元亮治、松本洋介(千葉大学)
連絡先:ss2018loc[AT]ML.chiba-u.jp([AT]は、@に置き換えてください)

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