2016年9月4日(日)に開催された高エネルギー加速器研究機構(KEK)一般公開で、量子色力学カードゲーム『クォーク・カード・ディーラー(Quark Card Dealer)』ウエブ版を出展しました。今年は出展規模を大幅に縮小したにもかかわらず373人の来場者があり、そのうち100人ほどが『QCD』ウエブ版をプレイしました。KEK全体の来場者は約3800人でした。
『QCD』は、クォークカードをクォークの性質に合わせて組み合わせ、陽子や中性子などのバリオンや、中間子などのメソンを作り出すカードゲームです。昨年までは実際のカードを使い、他の来場者と協力してカードを集めましたが、今年度からウエブ版に全面移行しました。ウエブ版にはノーマルモードとハードモードがありますが、一般公開ではノーマルモードのみを体験しました。
たくさんの小学生がご両親そっちのけでタッチパネルに向かって熱中。運に左右されるため、なかなかクリアできない子もいましたが、一人もあきらめることなくノーマルモードクリアを達成しました。
次回の『QCD』は、理化学研究所計算科学研究機構一般公開(11/5、神戸市)で行う予定です。
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