開催案内:第5回JICFuSセミナー「Position space formulation for Dirac fermions on honeycomb lattice」(2/4)

JICFuS Seminar on Non-Perturbative Physics 5「Hybrid Monte Carlo on Lefschetz Thimbles — A study of the residual sign problem」

講師:
大野木 哲也 氏(大阪大学理学系研究科)
日時:
2月4日(火)15:00
場所:
京都大学 基礎物理学研究所 研究棟(新しい建物)K206
主催:
計算基礎科学連携拠点(JICFuS)、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
題目:
Position space formulation for Dirac fermions on honeycomb lattice

要旨:We study how to construct Dirac fermion defined on the honeycomb lattice in position space. Starting from the tight binding model, we show that the Hamiltonian describes lattice Dirac fermions for three flavors, two of which are massless. We show that there is an exact chiral symmetry at finite lattice spacing, which protects the masslessness of the Dirac fermion.

講演は日本語で行われる予定ですが、スライドはなるべく英語で用意して頂きます。
また、参加者の要望があれば、英語での講演に切り替わる可能性も有ります。
ふるってご参加ください。

JICFuSセミナーシリーズについて

京都、大阪、名古屋、神戸に在籍する格子QCDなど非摂動物理の研究者が中心となって、2013年5月からJICFuSセミナーシリーズを開催しています。関連する分野のどなたでも参加できます。
本セミナーでは、格子QCDだけでなく、超対称性理論や超弦理論の数値シミュレーションの可能性、物性理論を含む強結合・強相関の理論など、非摂動的物理全体をテーマとして取り上げます。月1回のペースで、各回、講演1時間+質問1時間とたっぷり時間を取り、活発に議論していきたいと考えています。
開催場所は、京都、大阪、名古屋、神戸の持ち回りです。

なお、このセミナーは、計算基礎科学連携拠点(JICFuS)及び HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」のサポートを受けています。

世話人
京都大学 基礎物理学研究所      青木慎也、花田政範
大阪大学 理学部           大野木哲也、深谷英則
名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構  青木保道、山崎剛
理化学研究所 計算科学研究機構    藏増嘉伸、清水裕也

カテゴリー: 新着情報, 研究会案内   パーマリンク