多粒子共鳴の諸問題を解明するために国内外の研究者が集う

131021-25few-body2013年10月21日(月)~25日(金)に理化学研究所和光キャンパスで、広く原子系、核子多体系、ハドロン系における多粒子共鳴の諸問題と大規模計算への応用をテーマとするワークショップ「Multi-particle resonances and astrophysical reaction problems in few-body systems」を開催し、国内外の理論家35人の参加がありました。

21日から24日はフランスのJ. Carbonell氏、R. Lazauskas氏、M. Gattobigio氏、J.-M. Richard氏の招待講演を含む1時間程度の講演を1日当たり2つ程度行い、その他の時間を自由な議論に充てるという形式で行いました。25日には最近問題となっている低温下での炭素12元素合成反応率について、国内の研究者を集めて集中的に研究発表、議論を行いました。どの講演も大いに盛り上がり、数多くの質問と議論を差し挟んで最大2時間程度になるものもありました。外国人参加者の方々からも、大変有意義な研究会であったとのコメントが寄せられました。

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