今秋、鹿児島に天文学者が押し寄せる! 日本天文学会年会の開催に合わせ、9月18日~20日に3箇所・5回の天文イベントを開催します。
9/18(日) 17:30~19:00 さつま宇宙塾「星の誕生のドラマに迫る」
9/19(月・祝)11:00~12:30 さつま宇宙塾「宇宙の明るさを測る」
9/19(月・祝)17:30~19:00 さつま宇宙塾「小さなロケット望遠鏡で宇宙最初の星をさぐる」
9/20(火) 14:00~16:00 星空カフェ「低温度星のまわりの生命居住可能惑星を探そう」
9/20(火) 19:00~22:00 サイエンスパブ
各イベントへの参加申し込みは特設ページから受け付けています。
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報告記事
各イベントの詳細
さつま宇宙塾「星の誕生のドラマに迫る」
講演者:亀谷和久(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 研究員)
講演概要:星座を形作る星たちや太陽のような恒星は、どこでどのようにして生まれるのでしょうか。恒星の誕生前の様子は目には見えないため、天文学では可視光のかわりに電波や赤外線を使うことによって、その謎に挑戦してきました。最新の観測から解明されてきた恒星誕生のプロセスと、観測を実現する最新の望遠鏡の活躍をご紹介します。
日時:9/18(日)17:30~19:00
場所:マルヤガーデンズ4F garden4(鹿児島市呉服町6-5)
対象:天文・宇宙、スーパーコンピュータに興味のある方
定員:20名
参加:無料/事前申込が必要です。こちらからお申し込みください
主催:天文学普及プロジェクト「天プラ」
共催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)
さつま宇宙塾「宇宙の明るさを測る」
講演者:松岡良樹(名古屋大学 特任助教)
講演概要:宇宙の明るさを知ることは、人類が星空を研究し始めた古代以来、最も大きなテーマの1つでした。その明るさは、はるか昔から宇宙に光を放ってきた全天体の存在を記録するアルバムのようなもので、宇宙の過去と現在、そして未来の姿を知る鍵になります。天文学者たちの長年に渡る努力の末に、私たちの研究グループはついに今年、宇宙の明るさを測ることに世界で初めて成功しました。その明るさは「真っ暗な東京ディズニーランドに、わずか3本のろうそくを立てたくらい」。宇宙の明るさを測るということ、そしてついにそれを成功させた研究の物語をご紹介します。
日時:9/19(月・祝)11:00~12:30
場所:マルヤガーデンズ4F garden4(鹿児島市呉服町6-5)
対象:天文・宇宙、スーパーコンピュータに興味のある方
定員:20名
参加:無料/事前申込が必要です。こちらからお申し込みください
主催:天文学普及プロジェクト「天プラ」
共催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)
さつま宇宙塾「小さなロケット望遠鏡で宇宙最初の星をさぐる」
講演者:津村耕司(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 研究員)
講演概要:宇宙誕生から約1億年後あたりで宇宙で最初の星が誕生したと考えられていますが、「すばる」などの大望遠鏡をもってしても、そのような「宇宙の一番星」はまだ観測されていません。そこで私たちは、口径10cm程度の小さな望遠鏡をNASAの観測ロケットに搭載して打ち上げ、ちょっと特殊な観測を行うことで、「宇宙の一番星」からの光を捉えようとしています。今回はそんな「宇宙の一番星」の観測をめざすプロジェクトの研究をご紹介します。
日時:9/19(月・祝)17:30~19:00
場所:マルヤガーデンズ4F garden4(鹿児島市呉服町6-5)
定員:20名
参加:無料/事前申込が必要です。こちらからお申し込みください
主催:天文学普及プロジェクト「天プラ」
共催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)
星空カフェ「低温度星のまわりの生命居住可能惑星を探そう」
ゲスト:成田憲保(国立天文台 研究員)
ファシリテーション:高梨直紘(東京大学 特任助教)
内容:この広い宇宙には地球以外に生命を育む惑星はないのでしょうか?その答えを探るべく、太陽系外惑星の観測者たちは恒星のまわりで液体の水が存在できるような領域にある惑星「生命居住可能惑星」を探しています。その中で、最近「低温度星」という太陽より温度の低い恒星を公転する生命居住可能惑星の探索に注目が集まっています。今回は今年から開始した、このような惑星を探すプロジェクトを紹介します。
日時:9/20(火)14:00~16:00(予定)
場所:FUKU+RE cafe(鹿児島県鹿児島市名山町2-1 レトロフト千歳ビル 2F)
定員:20名
参加:1500円(ケーキ、お茶代込み)/事前申込が必要です。こちらからお申し込みください
主催:天文学普及プロジェクト「天プラ」
共催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)
サイエンスパブ
講師:渡部潤一(国立天文台 教授)
ゲスト:日本天文学会2010年度天体発見賞・天文功労賞等の受賞者の皆さん
司会:山岡 均(九州大学 助教)、高妻真次郎(中京大学 講師)
内容:お酒を傾けながら天文学や星の楽しみを語り合う。そんな会を企画しました。天体発見賞・天文功労賞等の受賞者をお招きして、新天体などを肴に話題を重ねて行きましょう。
日時:9/20(火)19:00~22:00
場所:YUINOYA(鹿児島市西千石町16-19)
定員:30名
参加:3000円(飲食費込み、予定)/事前申込が必要です。こちらからお申し込みください
主催:天文学普及プロジェクト「天プラ」
共催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)