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事前参加申込を締め切りました(2/14)
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素粒子・原子核・宇宙「京からポスト京に向けて」シンポジウム
シンポジウムについて
- 日時:
- 2017年2月16日(木)~17日(金)
- 場所:
- 筑波大学東京キャンパス文京校舎134室(東京都文京区大塚3-29-1)
- 主催:
- 計算基礎科学連携拠点(JICFuS)、ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
- 協力:
- ポスト「京」萌芽的課題3「太陽系外惑星(第二の地球)の誕生と太陽系内惑星環境変動の解明(生命を育む惑星の起源・進化と惑星環境変動の解明)」
- 参加:
- 無料(懇親会費あり)、要事前申込(締め切りましたので当日会場にお越し下さい)
主旨:
計算基礎科学連携拠点では、ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」(重点課題9)を今年度から本格実施しております。本プロジェクトは、素粒子から宇宙までの異なるスケールにまたがる現象の超精密計算を実現し、大型実験・観測のデータと組み合わせて、多くの謎が残されている素粒子・原子核・宇宙物理学全体にわたる物質創成史を解明することを目的としています。我々は、アプリケーションとポスト「京」のシステムアーキテクチャ、システムソフトウエア等の協調的な設計開発(コデザイン)のもと、アプリケーションを開発するとともに、開発するアプリケーションを利活用した研究開発を行っています。
これまでの進捗状況と今後の計画について紹介し、研究内容について議論します。
プログラム
2月16日(木)
11:00-11:10 | 挨拶 5分×2 文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付参事官補佐 澤田和宏 ポスト「京」重点課題推進WG主査/神戸大学計算科学教育センター特命教授 小柳義夫 |
11:10-11:55 | 講演 45分(質疑あり) 座長:永井智哉(筑波大CCS) 萌芽的課題3「生命を育む惑星の起源・進化と惑星環境変動の解明」(牧野淳一郎・神戸大/理研AICS) |
11:55-12:20 | サブ課題ハイライト説明セッション 5分×5 ・サブ課題A「究極の自然法則と宇宙開闢の解明」(責任者:橋本省二・KEK) ・サブ課題B「物質創成史の解明と物質変換」(責任者:柴田 大・京大基研) ・サブ課題B 格子QCD(土井琢身・理研) ・サブ課題B 原子核構造・反応(清水則孝・東大CNS) ・サブ課題C「大規模数値計算と広域宇宙観測データの融合による宇宙進化の解明」(責任者:吉田直紀・東大理) |
昼休 70分 | |
13:30-15:20 | セッション1 30分+5分、(20分+5分)×3 座長:吉田直紀(東大理) ・「京で見えてきた原子核の新たな構造原理」(大塚孝治・東大理) ・「超弦理論の数値的研究の現状と展望」(西村 淳・KEK) ・「物理点ゲージ配位によるS=-3ハイペロンポテンシャル」(石井理修・阪大RCNP) ・「中性子星連星からの重力波に対する高精度計算」(木内建太・京大基研) |
休憩 20分 | |
15:40-17:20 | セッション2(20分+5分)×4 座長:柴田 大(京大基研) ・「シミュレーションデータベースと統計学」(吉田直紀・東大理) ・「格子QCDシミュレーションと新物理探索」(金児隆志・KEK) ・「テトラクォーク候補 Zc(3900)の正体-格子QCDによる解析」(池田陽一・阪大RCNP) ・「核力から出発した非現象論的な中重原子核構造の研究-多体摂動論と大規模殻模型計算を用いて」(角田直文・東大CNS) |
18:00-20:00 | 交流会 |
2月17日(金)
09:30-10:45 | セッション3(20分+5分)×3 座長:橋本省二(KEK) ・「多次元ボルツマン輻射流体計算による重力崩壊型超新星の研究」(住吉光介・沼津高専) ・「QCDの有限温度相転移とトポロジー」(青木保道・KEK) ・「プラズマ粒子シミュレーション」(松本洋介・千葉大ICEHAP) |
休憩 10分 | |
10:55-11:45 | セッション4(20分+5分)×2 座長:清水則孝(東大CNS) ・「格子QCDにおける核子2体系計算の現状と展望」(入谷 匠・理研) ・「重力崩壊型超新星の3D長時間計算」(中村 航・福岡大) |
昼休 105分 (12:00-13:00 重点課題9諮問委員会) |
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13:30-14:55 | セッション5(20分+5分)×2、10分×3+5分 座長:土井琢身(理研) ・「ユニタリ模型演算子法による中重核の第一原理的な計算」(宮城宇志・東大理) ・「多次元ブラソフソルバーの開発」(吉川耕司・筑波大CCS) ・「ポスト「京」に対するコデザイン活動報告」(石川健一・広島大) ・「サブAB課題用格子QCDプログラム改良報告」(同上) ・「H28年度版計算科学ロードマップの紹介」(同上) |
15:00 | 終了 |
関連リンク
- 報告記事(2/20掲載):順調に進むアプリ開発と研究-素粒子・原子核・宇宙「京からポスト京に向けて」シンポジウム