東邦大学理学部の関口雄一郎准教授が第12回(2018年度)湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞を受賞しました。この賞は重力・時空理論、あるいは場の理論、あるいはそれらと関連する分野の理論研究において顕著な業績を上げており、かつ、受賞以降も対象分野で中心的な役割を果たしていくことが期待される研究者に対して贈られるものです。 授賞理由となった関口さんの研究テーマは「連星中性子星の合体に対する現実的な素過程を組み込んだ数値相対論シミュレーション」。関口さんはポスト「京」重点課題9サブ課題Bメンバーです。2019年1月23日(水)に京都大学基礎物理学研究所 湯川記念館 パナソニック国際交流ホールで授賞式および記念講演が行われる予定です。
授賞理由等の詳しい情報は、湯川記念財団ホームページをご覧ください。
湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞
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