HPCI戦略プログラム分野5 » 研究会・セミナー予告 http://www.jicfus.jp/field5/jp Tue, 01 Mar 2016 05:48:22 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=4.2.7 開催案内:HPCI滞在型研究会:critical stability in Few-body system(2/1-5) ../../../160201-5hpci/ ../../../160201-5hpci/#comments Fri, 15 Jan 2016 10:51:24 +0000 ../../../?p=5440 続きを読む ]]>

HPCI滞在型研究会:critical stability in Few-body system

研究会について

日時:
2016年2月1日(月)~5日(金)
場所:
理化学研究所 iHTESプロジェクト
主催:
計算基礎科学連携拠点(JICFuS)、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
共催:
理論科学連携研究推進グループ (iTHES)

研究会主旨:

物理分野において、困難だが、基本的な課題の一つは、量子力学レベルの極小世界の様々な少数多体系(3体以上)の基礎方程式(シュレーディンガー方程式)を「厳密」に解くことによって、原子核や原子分子物理における様々な新しい物理的現象を暴き出すことである。この研究目的達成のために、これまでに様々な物理分野において4体問題までの束縛状態について厳密解を得ることに成功をおさめてきた。 そこで、次なる研究目標は、4体問題以上の共鳴状態の厳密解を得ることである。この研究目標は、世界中で競われており実に挑戦的な課題である。 実際、2015年にテトラニュートロンが実験で発見され、現在この原子核の理論的な解析が早急に進めることが期待されている。 このようにこの課題を達成させるために、「極端に中性子が過剰である原子核」である4n,6n,5H,7Hの共鳴状態構造、これらの核にラムダ粒子を付加したラムダハイパー核の構造、4体系クオークの共鳴状態、について、どのようにして共鳴解を得るのかを議論・研究打ち合わせを行う。 この研究は、HPCI戦略プログラム分野5の研究目的の一つである。 本研究会によって、HPCI戦略プログラム研究が大いに発展することが期待される。

世話人:肥山詠美子、船木靖郎、初田哲男

プログラム

午前中に1人1時間程度の講演2名ずつ予定 午後はすべて研究打ち合わせと議論 2月4日(木)をワークショップとする。

参加予定者

上坂友洋(理研)、木佐森慶一(理研)、池田陽一(理研)、明孝之(大阪工業大)、兵藤哲也(基研)、下浦亨(CNS)、久保田悠樹(理研)、近藤洋介(東工大)、杉村仁志(JAEA)、Pascal Naidon(RIKEN)、Didier Beaumel (Orsay)、Jaume Carbonell(Orsay)、Rimantas Lazauskas(Strasboug)、Miguel Marques(Caen)、Nigel Orr (Caen)、Ludovic Pricoupenko(Univ. Pari6)、Jean-Marc Richard(Lyon)、斎藤武彦(GSI)

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開催案内:12th International conference on Low Energy Antiproton Physics (LEAP2016)(3/6-11) ../../../160306-11leap2016/ ../../../160306-11leap2016/#comments Fri, 15 Jan 2016 08:42:46 +0000 ../../../?p=5434 続きを読む ]]> 12th International conference on Low Energy Antiproton Physics (LEAP2016)

研究会について

日時:
2016年3月6日(日)~11日(金)
場所:
金沢コンベンションビューロー
主催:
理化学研究所
Pioneering Project
HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
理論科学連携研究推進グループ (iTHES)
石川県
金沢市
web:
http://leap2016.riken.jp/

プログラムこちらをご覧ください。

研究会主旨:

反陽子は真空中では安定であり、GeV領域で生成される反陽子を1兆分の1以下のmeV(10K)
という驚異的な低温まで効率的に冷却することができる。
近年、この冷反陽子から冷反水素を合成し、捕捉し、ビーム化するなどの手法が格段に進歩し、研究グループ、研究者人口も大幅に増加した。分野の革新的な発展を受けて、CERNでは新たにELENAと呼ばれる反陽子再減速器計画を認め、2017年中のビーム供給開始にむけて急ピッチで建設が進んでいる。
これが実現すると、これまで5.3MeVで供給されていた反陽子が、100keV、且つ昼夜兼行で供給されることになり、研究の飛躍的発展が期待される。現在7つの研究グループがあり、理研はそのうちASACUSA, BASEと呼ばれる2つのグループを主導し、さらに、反物質と物質の重力相互作用に注目するGBARにも参画している。
一方、宇宙に目を向けると、様々な宇宙線の種類とエネルギーを非常に広いレンジで観測できるAMS-2が人工衛星に搭載され、最近になって驚くべき新事実が報告され始めている。
このような実験的状況の中で本国際会議で議論すべきことは、「なぜ我々の住む宇宙から反物質が姿を消したのか、物理学の基本法則はどのような姿をしているのか」ということである。
そこで、基礎物理学の最先端に関わる研究成果を、低エネルギー反陽子を用いた実験的理論的研究を中心に、宇宙物理学、原子核物理学、原子物理学、ニュートリノ物理学等の広い研究領域にわたる最新の知見を、各分野で世界をリードしている研究者が一堂に会し、議論する。下記が、国際会議で議論するトピックである。
このトピックの中において、HPCI戦略プログラム分野5のテーマの一つでもあるハイパー核物理研究が含まれている。
・Antihydrogen
・Probing the Standard Model and Fundamental Symmetries
・Gravity and Antimatter
・Matter-Antimatter interactions
・Hadron and Nuclear Physics with Antiprotons
・Exotic Atoms
・Antimatter in the Universe
・Strangeness in Meson and Baryon Systems
・New Techniques, Instrumentation and Facilities
・Applications of Antiprotons

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