国際研究集会:Numazu Workshop 2015: Challenges of Modeling Supernovae with Nuclear Data
- 日時:
- 平成27年9月1日~4日
- 場所:
- 三島商工会議所(静岡県三島市、三島駅前)
- 主催:
- 科研費基盤A「大質量星の進化における重力崩壊型超新星の総合的研究」
- 共催:
- 新学術領域「重力波天体の多様な観測による宇宙物理学の新展開」
新学術領域「実験と観測で解き明かす中性子星の核物質」
HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」 - 申込:
- web pageのregistrationからお願いします。
- web:
- http://www.heap.phys.waseda.ac.jp/kakenhi/NW2015/
趣旨:
京やエクサスケールの次世代スーパーコンピュータにおいて超新星の数値シミュレーションが最先端・緻密になるなか、状態方程式・ニュートリノ反応などの核データのさらなる整備が次の課題となってきている。中性子星合体やブラックホール形成など極限的な場合で核データが足りないことが判っているほか、超新星コアでの原子核の電子捕獲反応のように世界で一つのセットしかなく、違ったアプローチで検証することが必要なものもある。
本研究会では海外から最新の核データ・応用を行なっている研究者4人を招き、日本の活発な研究成果と共に、核データの整備や数値シミュレーションへの影響について概観する。現状のデータテーブルの問題点などを洗い出すことにより、次の原子核データライブラリーを整備することを視野に議論を行なう。天文・原子核など広い分野で集まり、大規模シミュレーションにおける核データの重要性や将来の方向について見通す機会としたい。
使用言語:英語
外国からの招待講演者:
A. Dzhioev (JINR), M. Hempel (Basel), J. Holt (U. Washington), E. O’Connor(North Carolina)
日本の招待講演者:
藤田佳考(阪大RCNP)、古澤峻(国立天文台)、中村聡(阪大)、中里健一郎(東京理科大)、野地俊平(阪大RCNP)、関口雄一郎(東邦大)、滝脇知也(理化学研究所)、民井淳(阪大RCNP)、富樫甫(理化学研究所)、小野章(東北大)、大塚孝治(東大)
講演募集:議論や共同研究のため、時間に余裕を取りたいと考えております。講演枠数には限りがありますが、発表を募集いたします。
世話人:住吉光介(沼津高専)、固武慶(福岡大)、山田章一(早稲田大)