2015年1月19日(月)~23日(金)の5日間、理化学研究所和光キャンパスにてHPCI滞在型研究会「Hypernuclear physics with Electromagnetic Probes」が開催されました。9件の講演が行われ、外国人5名を含む17名の参加がありました。
研究会では、国内外を問わず関連する理論・実験双方の研究者が参加・講演し、将来の展望についても盛んに議論されました。
電子線を用いたハイパー核生成に焦点を当て、関連する理論・実験研究の最近の進展について報告がなされました。近い将来、米ジェファーソン研究所やドイツ・ヨハネス・グーテンベルク大学マインツでの高品質な電子線を用いることで、さらに高精度なハイパー核の生成・分光実験が可能になることが期待されます。
講演時やフリーディスカッションの時間にも数多くの議論が交わされました。インフォーマルな雰囲気の中、理論・実験双方の研究者同士が交流し、活発な議論を行うことができ、大変有益な研究会となりました。