素核宇宙融合レクチャーシリーズ 第8回「量子多体系の密度汎関数アプローチ」
資料
研究会について
- 講師:
- 矢花 一浩(筑波大計算科学研究センター教授)
- 日時:
- 2013年2月22日(金) 10:00~17:30
2013年2月23日(土) 9:00~11:30 - 場所:
- 理化学研究所 仁科記念棟2階仁科ホール(2/22)、研究本館4階435,437 (2/23)
※ 2月22日と23日で場所が違うのでご注意ください。 - 主催:
- 新学術領域研究「素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明」
- 共催:
- 計算基礎科学連携拠点(JICFuS)
HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」 - 申込:
- 締切 2月8日(金)
レクチャーシリーズについて
新学術領域研究「素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明」では、素粒子、原子核、宇宙物理の分野間の融合を目指しています。その一環として、各分野の基礎知識をその分野の専門家の方に講義して頂く「素核宇宙融合 レクチャー シリーズ」を企画しました。
今回はその第8回として、矢花 一浩氏(筑波大学計算科学研究センター)に「量子多体系の密度汎関数アプローチ」について講義をして頂くことになりました。
講義内容は、以下の通りです。
原子核内部の核子の運動を、自己無撞着な平均ポテンシャル中の独立粒子運動として捉える原子核の平均場理論は、自然界に存在するすべての原子核の構造やダイナミクスを核子の自由度から記述するものとして発展してきました。このアプローチの基礎にあるものは、物質科学分野(電子の多体系として捉えた原子・分子・固体などの凝縮系)の主要な計算科学手法である密度汎関数理論に共通しています。講義では、原子核と物質科学の2つの階層での応用を例に取り、基底状態の理論である密度汎関数理論、及びそのダイナミクスへの拡張版である時間依存密度汎関数理論の基礎と応用を、学部レベルの量子力学の知識を前提として平易に解説する予定です。
このレクチャーシリーズは、分野を学び始めた大学院生や他分野(素粒子、原子核、宇宙物理の他の専門家)の研究者など非専門家向けのものです。最終的には、シリーズをまとめて「素核宇宙融合教科書」を作成したいと考えています。
また、初日の夜に、講師を囲んでの夕食会(場所:研究本館2階213)を予定しています。
講義内容に関する質問をして理解を深めるための良い機会ですのでぜひご参加ください。
皆様の御参加をよろしくお願いします。
この素核宇宙融合レクチャーシリーズは今後も継続していく予定です。テーマや内容に関する要望、あるいはボランティアで講師をやって頂ける方は、
青木慎也 saoki [at] het.ph.tsukuba.ac.jp(atを@に変えてください)
までご連絡ください。
新学術領域研究
「素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明」
領域代表 筑波大学 青木 慎也
参加申込み
参加フォーマットに記入の上、下記の申し込み先にお送りください。
締め切り:2月8日
参加申し込み先:船木靖郎
Email:funaki [at] riken.jp([at]を@に変えてください)
– – – – – – – – – – 参加申込書- – – – – – – – – –
名前:
所属(職/学年):
講師を囲んだ夕食会(2/22, 18:00~)への参加(費用は1500円程度):有・無
所属住所:
自宅住所:
参加日程:
旅費補助:希望 有・無
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –