2017年2月23日(木)、24日(金)に神戸大学先端融合研究環統合研究拠点において、第7回AICS国際シンポジウムが開催され、国内外から117名の参加がありました。ポスト「京」重点課題9は、後援として開催に協力しました。
第7回目となるAICS国際シンポジウムでは、エクサスケール・ポストムーア時代の計算機科学・計算科学のあり方について、数値計算アルゴリズムの側から方向性と可能性を議論しました。
近年大きな成果をあげている音速抑制法に代表される、陽解法化のアプローチ、temporal blocking等の必要メモリバンド幅を削減するアプローチ、FMM等のノード間通信を削減するアプローチといった、エクサスケールシステムで問題になる演算速度とメモリアクセス・ノード間通信の速度のギャップを埋めるアルゴリズム等について、活発な議論が行われました。
関連リンク
- 理研AICS国際シンポジウム:The 7th AICS International Symposium