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研究員募集

KEK理論センター 研究員公募(締切2020/2/21)

高エネルギー加速器研究機構は、文部科学省・「富岳」成果創出加速プログラム課題「シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで」の研究プロジェクトに従事する研究員を公募します。本公募は、同プログラムが予定通り実施されることを前提に前もって行うもので、予算状況によって変更されることがあります。

1.公募人員
研究員1名(単年度契約で、2023年3月まで更新可能)

2.研究内容
文部科学省・「富岳」成果創出加速プログラム課題「シミュレーションで探 る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで」のもとで、格子QCDによるB中間子崩壊の研究、もしくは超弦理論にもとづく時空生成のシミュレーション研究のいずれかを担当する。

3.所属
高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所・理論センター

4.応募資格
博士の学位を有する者、あるいは着任までに博士号取得見込みの者。

5.着任時期
2020年4月1日以降できるだけ早い時期。

6.待遇等
年俸制フルタイム(週38時間45分)勤務給与月額25万円~30万円程度※給与 及び手当は本機構の規則によるが、経験、能力、実績に応じて決定要件を満たせば、通勤手当、住居手当を支給可能 KEK職員宿舎(単身、世帯)貸与可(空室状況による)
文部科学省共済組合(健康保険)、厚生年金、労災保険、雇用保険加入

7.公募締切
2020年2月21日(金)

8.選考方法
原則として書類選考とする。

9.提出書類
(1)履歴書(着任可能時期を明記すること)
(2)現在までの研究成果と今後の研究計画
(3)発表論文リスト
(4)推薦書

10.応募方法
Academic Jobs Onlineより電子的に提出するようお願いします。
https://academicjobsonline.org/ajo/jobs/15882(AJOアカウントをお持ちでない方はまずアカウントを作成して下さい。推薦書がAJOに届いていることを確認後、submit してください。)

11.問い合わせ先
橋本省二 (電話:029-864-5397, e-mail: shoji.hashimoto_at_kek.jp)

12.その他
本機構は、男女共同参画を推進しており、「男女共同参画社会基本法」の趣 旨に則り、業績(研究業績、教育業績、社会的貢献等)及び人物の評価において優劣をつけがたい最終候補者(男女)がいた場合、女性を優先して採用します。
男女共同参画推進室 http://www2.kek.jp/geo/

「富岳」成果創出加速プログラム

領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
量子物質の創発と機能のための基礎科学 ―「富岳」と最先端実験の密連携による革新的強相関電子科学
領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
全原子・粗視化分子動力学による細胞内分子動態の解明
領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築
領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
大規模データ解析と人工知能技術によるがんの起源と多様性の解明
領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
脳結合データ解析と機能構造推定に基づくヒトスケール全脳シミュレーション
領域①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
核燃焼プラズマ閉じ込め物理の開拓
領域②国民の生命・財産を守る取組の強化
プレシジョンメディスンを加速する創薬ビッグデータ統合システムの推進
領域②国民の生命・財産を守る取組の強化
防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測
領域②国民の生命・財産を守る取組の強化
マルチスケール心臓シミュレータと大規模臨床データの革新的統合による心不全パンデミックの克服
領域②国民の生命・財産を守る取組の強化
大規模数値シミュレーションによる地震発生から地震動・地盤増幅評価までの統合的予測システムの構築とその社会実装
領域③産業競争力の強化
省エネルギー次世代半導体デバイス開発のための量子論マルチシミュレーション
領域③産業競争力の強化
「富岳」を利用した革新的流体性能予測技術の研究開発
領域③産業競争力の強化
航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究
領域③産業競争力の強化
次世代二次電池・燃料電池開発によるET革命に向けた計算・データ材料科学研究
領域③産業競争力の強化
環境適合型機能性化学品
領域③産業競争力の強化
大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発
領域③産業競争力の強化
スーパーシミュレーションとAI を連携活用した実機クリーンエネルギーシステムのデジタルツインの構築と活用
領域④研究基盤
全脳血液循環シミュレーションデータ 科学に基づく個別化医療支援技術の開発