カテゴリー別アーカイブ: 月刊JICFuS
From the Atomic Nucleus to the Cosmos
2024.10.22 筑波大学 計算科学研究センター Anil Kumar 研究員 インド出身のAnil Kumar博士は、スーパーコンピュータ「富岳」を駆使して、核構造や核天体物理学に関する研究を進めています。彼の研究 … 続きを読む
物質の成り立ちを決めるハドロン間力の解明で新たな一歩
HAL QCDコラボレーションは、独自の手法である「HAL QCD法」を用いてハドロン間に働く力を求め、物質の階層やハドロンの性質を明らかにしようと考える研究者たちのグループです。そのメンバーである東京工業大学 理学院の … 続きを読む
How to Visualize the Unseen
2024.1.10 慶應義塾大学 Rico Pohle 特任助教 物理学の未知の領域を視覚化するために、数値シミュレーションが鍵となります。慶應義塾大学のRico Pohleさんは、量子多体問題を解決するための新しい数値 … 続きを読む
星の形成の謎にシミュレーションで迫る
宇宙に無数に存在する星、そして銀河。これらはどうやってつくられたのでしょうか。その謎にシミュレーションにより迫ろうとしているのが、千葉大学総合情報センターの青山尚平さんの研究グループです。宇宙空間(星間空間)に浮遊する … 続きを読む
高精度な格子QCDシミュレーション ―高精度実験とタッグを組み新物理の発見を目指す
物質を、分子、原子、原子核と小さな単位に切り分けていくと、物質の最小構成要素である素粒子にたどり着きます。「地上で起こる現象をとてもよく説明できる素粒子の理論(標準理論)はあるのですが、宇宙を見上げるとこの理論では説明 … 続きを読む
将来、宇宙誕生の謎に迫るため 今、銀河における分子雲形成過程をつぶさに追う
「宇宙はどのように始まって、今のような姿になったのか」。 この謎に世界中の研究者が挑んでいますが、どう迫っていくかは、それぞれのやり方があります。「一つひとつの星が、銀河の中でどうできたかを知りたいのです。そのために、ま … 続きを読む
Investigating the nature of matter
2022.10.13 理化学研究所R-CCS Yu Zhang 研究員 宇宙の最も深く、基本的な法則に興味を持つ人が理解しなければならないことが2つあります。ひとつは物質の最小構成要素である「クォーク」、もうひとつはそれ … 続きを読む
【拠点長コラム】宇宙一の大衝突
計算基礎科学連携拠点ではスーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムの研究開発課題のひとつである「シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで」の実施拠点として所属する多くの研究者とともに成 … 続きを読む
より緻密なシミュレーションで ブラックホールの謎にせまる
より緻密なシミュレーションで ブラックホールの謎にせまる 光さえも吸い込むブラックホール。2019年に人類が初めて直接撮影に成功したブラックホールの写真は中心が黒く、周囲がぼーっとオレンジ色に光っています(図1)。ブラ … 続きを読む
将来の宇宙天気予報につながるフレア発生型太陽黒点の形成メカニズムの解明
将来の宇宙天気予報につながる フレア発生型太陽黒点の形成メカニズムの解明 「フレア」は、太陽表面に現れる「黒点」で起こる爆発現象です。プラズマの塊や高エネルギー粒子、人体に有害な放射線が放出されるため、その発生を事前に … 続きを読む